当科では、消化器外科を中心に、乳腺、甲状腺、副甲状腺、ヘルニア、自然気胸等の外科一般の治療を行っています。 消化器外科では、胃、小腸、大腸、直腸の悪性腫瘍の手術を行っています。術前・術後の補助化学療法(抗がん剤治療)や術後再発に対する化学療法も行っています。その他、胆石、ヘルニア、痔疾患など多くの疾患の治療をしており、急性虫垂炎や消化管穿孔などの腹膜炎の緊急手術にも対応しています。合併症の少ない治療・手術を目指しています。
2013年の総手術件数は315件でした。内訳は、胃全摘、胃切除術、結腸切除術、直腸切除術、直腸切断術、肝切除術、胆嚢切除術、胆管切除再建術、膵頭部切除術、膵体尾部切除術、脾臓摘出術、虫垂切除術、そけいヘルニア手術、大腿ヘルニア手術、閉鎖孔ヘルニア手術、乳房切除術、肺部分切除術等です。
医師名 | 野坂 俊壽(のさか としひさ) |
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役職名 | 院長 |
所属医局 | 東京医科歯科大学医学部外科 |
専門分野 | 消化器外科・肝胆膵外科 |
資格・所属学会 | 東京医科歯科大学医学部臨床教授 医学博士(東京医科歯科大学) 日本外科学会専門医・指導医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本救急医学会専門医 インフェクションコントロールドクター(ICD) 日本臨床外科学会 |
コメント | 外科では手術が治療の大きな柱ですが、手術だけ完璧に行っても患者さんは良くなりません。手術前の必要十分な検査と手術後のきめ細やかな治療が大切です。手術前にいろいろ検査されることはいやなものです。しかし、そこで確実な診断をすることにより、手術が本当に一番よい治療法なのか、どんな術式が最も適切なのかという判断につながります。また、手術後は体のバランスが大きく崩れるため、合併症を起こしやすくなります。その時にバランスの崩れを早く察知して改善し、合併症を起こさないようにすることが大切です。手術は完璧でも患者さんの容態が悪くなったのでは、意味がありません。 よい手術を行うことはもちろんですが、手術前、手術後も十分注意して患者さんに接し、満足いただけるようにしたいと考えています。 |
医師名 | 林 政澤(はやし せいたく) |
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役職名 | 外科科長・手術室部長 |
所属医局 | 東京医科歯科大学医学部外科 |
専門分野 | 消化器外科 |
資格・所属学会 | 東京医科歯科大学医学部臨床准教授 日本外科学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本がん治療暫定教育医・がん治療認定医 障害者福祉法指定医(膀胱または直腸・小腸機能障害) 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会ストーマ認定士 日本静脈経腸栄養学会 日本胃癌学会 日本癌治療学会 |
医師名 | 織田 福一郎(おりた ふくいちろう) |
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役職名 | 外科医長 |
所属医局 | 東京医科歯科大学医学部 大腸・肛門外科 |
専門分野 | 消化器疾患 |
資格・所属学会 | 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 消化器がん外科治療 |
医師名 | 延廣 拓音(のぶひろ たくと) |
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役職名 | 外科医員 |
所属医局 | 東京医科歯科大学医学部 消化器・一般外科 |
専門分野 | 外科一般 |
資格・所属学会 | 日本外科学会認定医 |